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女優志望の社長さん|吉川沙耶香

第17回コラム

  •  21歳で、ランジェリーメーカー「choke choke」を設立し注目を浴びている吉川沙耶香さんだが、女優になりたいという夢を追い続けてもいる。
     3歳からピアノを習っていた。音大に入り、ピアニストになるという道を選びかけていたが、高校三年の時、突然、憧れていた役者になろうと方向転換。そこで、演劇コースのある専門学校入ることにしたが、学費が年間160万もかかる。そこで吉川が選んだのは親に頼ることではなく新聞奨学生になる事だった。
     埼玉県の親元を離れ、東京中野の販売店で新聞配達を始めたのは高校の卒業式の翌日。同僚に恵まれ、お客様にもかわいがられ楽しい毎日だったという。しかし、学校に通いながら毎朝3時からの仕事が辛くないわけはない。何度か、「もうやめよう」と思ったこともあるという。がんばりやの吉川さんは、睡眠不足でも学校は無欠席だった。しかし、思うように学ぶことができない専門学校に疑問を感じ、退学することになり、新聞奨学生もやめざるをえなくなった。その後俳優養成所に入り、芸能事務所にも所属したが、生活のために様々な仕事をし、その中から起業のきっかけをつかむことになる。
     吉川さんは、1年間だったが新聞奨学生になったことは良い思い出、できれば2年続けたかったという。「辛い生活も根性があればのりきれます。夜明け前3時頃バイクの音を聞くと、皆がんばっているなと、私も励まされます」。いつも前向きに努力する吉川さんに、テレビの画面かスクリーンで出会うのは遠いことではないだろう。
  •  自立して、自らの将来の夢に向けてがんばっているあなたたちを新聞奨学生ガイドは応援しています。
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