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政治家になろうとまず新聞配達|衆議院議員 渡辺喜美(よしみ)さん

第11回コラム

  • 渡辺喜美議員の父はミッチーの愛称で親しまれ、主要大臣を歴任し、自民党総裁への夢半ばに倒れた渡辺美智雄氏。渡辺議員が政治家になると心を決めたのは中学生の時だった。その頃、父美智雄氏は、まだ議員になったばかり、毎週末西那須野の自宅に帰ると、晩酌をしながら息子に政治談議をし、人生訓を語った。
     プロ野球選手になる夢を、伸びない身長ゆえ諦めて「自分は何者か?」という悩みの真っ只中にいた喜美少年は、ある日熱っぽく夢を語る父の言葉に「政治家というのはそんなにすごい仕事をしているのか」と雷に打たれたような衝撃を感じた。
     「政治家になろう」と考えた渡辺議員は、父が若い頃学徒出陣から帰り、行商などの苦労をしたことに倣い自分も何か“苦労”をと新聞配達を始めた。そして、父もやっていた柔道部にも入った。
    放し飼いの秋田犬に追いかけられたり、雨に新聞を濡らして怒られたり、たっぶり苦労を味わった。政治家になるならと生徒会長になり、学業に部活に配達にとあまりのハードスケジュールに寝坊をしてしまったこともある。20歳頃までは「あっ配達に遅れる」と目覚める朝もあった。しかし、一ヶ月配達して、中学生には大きな額の1,500円の給料は、何に使ったかは忘れてしまったが、お金の大切さを学ばせてくれた。
     当選四回、中堅議員として大活躍の渡辺議員は、今年飛躍を目指すという。
    その渡辺議員から新聞奨学生の皆さんへ「極寒、猛暑の中、君たちが宅配してくれることで、毎朝きちんと新聞を読めることは私にとって大変ありがたい。いまの苦労は必ずいつか実を結ぶ」というメッセージをいただいた。自分の中学生時代の思い出から、新聞奨学生で得られる経験は、輝く将来の糧になると渡辺議員は振り返っているのだろう。
  • 渡辺喜美ホームページ「今日できることを明日に延ばすな」
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