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■第6回コラム
人生で一番大切なのは、誠実さ。
〜黒人初のメジャーリーガー ジャッキー・ロビンソン氏

 毎日のニュースを賑わすイチロー、二人の松井を始め、多くの日本人が活躍するアメリカのメジャーリーグ。もちろん、日本人だけでなく様々な国の選手がアメリカ全土の球場で、バットを振るい、ボールを追っている。そのメジャーリーグが白人だけのものであった1947年、黒人初の選手としてブルックリン・ドジャーズ(当時)入りをしたのがジャッキー・ロビンソンである。
 J・ロビンソンがメジャーリーグに登場した1940年代はまだ、アメリカの人種差別が大変激しい時代であった。「ヘイ、ニガー!綿畑に戻りやがれ!」などという野次のあふれる観客席、言動をあげつらうマスコミ、彼が戦うのは相手チームではなく厳しい人種差別の壁と自尊心であった。
 新人王、首位打者、盗塁王、ナ・リーグ最優秀選手、そして黒人選手初の野球殿堂入りを果たし、後に続く黒人選手のみならず白人社会における黒人の地位向上のために尽くしたJ・ロビンソンは優れた自伝を残している。
第一章の書き出しは「私の祖父は生まれついての奴隷だった」というものであり、貧しい子供時代の事が語られている。父に捨てられ、5人の子供を抱えた母に育てられたのはカリフォルニア州パサデナのペッパーストリート。少年ジャッキーは「自分が出来るどんな小さなことでも,母を助けたいと思い」新聞配達を始めた。
 ペッパーストリートを新聞の束を抱えて走った少年は、夢の実現と信念のため走り続けた。きっと夢は実現できると信じて。
ロビンソン家の墓石には、彼のモットー「人間の人生というものは、ほかの人の人生に少しでも意味を与えた時に、初めて本当の意味を持つのだ」という言葉が刻まれている。
 
新聞配達は、ニュースのアンカー、最終ランナーです。自分の夢の実現のために新聞奨学生を目指すみなさん、そして今、夜明けの町々を走っているみなさんを新聞奨学生通信は応援します。

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